• 1101_StarCage2004へ回帰している

     s-800 文化祭の記録.jpg
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     古いHPにあった『文化祭の記録(1980~2004)』を見ると,木の看板を連結したものや発泡スチロールを用いた作品が多いことが分かります。他の材料に比べて工作が比較的容易でまた大きな(目立つ!)作品が作り易かったからだ思います。

     2004年には『Star Cage #5』をテーマにして全員参加型の取り組みができました。
    その時に作った作品のいくつかは今も手元にあって,懐かしいというよりは日々私を刺激し駆り立てる伴走者のようでもあり,また多面体工作の拠りどころともなっています。

      s-800 机上のStarCageと宙空の星籠.jpg

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     吊り上げた大きな作品では「吉野杉内装パネリング(9mm×95mm×1900mm)」(*2800mmでした!後日記載),接合には「六角ボルト」を使用しました。名残りのスパナやラチェット型のレンチなども残っています。

     「4つの三角形のポリリンク」や「6つの正方形のポリリンク」ではたくさんのダブルクリップを使ったり,発泡スチロール用のセメダインを使ったりしました。接着のタイミングを間違えて引き剝がさざるを得なくなり結局壊す羽目になってしまったことも…。

     「6つの五角形のポリリンク」では前作二つで難しかった点を解決しようと「割鋲(割りピン)」と「千枚通し(目打ち・くじり)」と「麻ひも(DAISO 120m)」を使いました。割りピンを使ったのは2004年以来のことでした。

      s-800 六つの五角形から六つの五芒星へ.jpg

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     「6つの五角形のポリリンク」の「五角形」の場所を「五芒星」に変えると
    云わば『6つの五芒星のポリリンク』になります。
    これが日詰明男氏の『 Star Cage #5 』の指す多面体と同じであるということになります。

     『多面体百科(宮崎興二 )』249-250ページの「ポリリンク」にある関連部分を抜き出してみます。

      s-640 多面体百科のスターケージ#5.jpg

    【数学の話題】

  • 1100_Six Pentagons Polylink

     1100.JPG
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     Four Triangles Polylink , Six Squares Polylink と作ってきました。次はいよいよ Six Pentagons Polylink の番です。

     途中まで組み上げたものが次の一瞬で崩れるという経験を何度がしました。次作にはより一層の困難が予測されたためしばらくは作り始められませんでした。安定した制作ができないかと前2作の困難を振り返り新たな手法を探します…。2週間余りを要しましたが何とか完成です。

        6-pentagons_完成.JPG

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     意外と上手くいったという安堵もあってか,端材でデジタル数字を作ってみようという余裕も出てきました。(先頭図)

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     3つのポリリンクを並べてみました。

       polylink-3_1.JPG

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     「yamaMath.org」のヘッダーにしようかとも考えて最近の作品を並べてみました。『Making Math Visible』の手法を真似たものです。

       最近の製作から_5.JPG

    【数学の話題】