1135_数の謎はどこまで解けたか

 s-640 17世紀の階乗の表.jpg
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❶ 「アルケミスト双書(創元社)」を先に設定した「探三郎」で検索してみると一瞬で「785_アルケミスト双書」と「794_市立図書館の8冊」がヒットします。リンクをクリックすれば投稿済の pdf を取り出すことができます。

 シリーズの中の1冊『数の謎はどこまで解けたか』の扉の表を見ていて
  《なんか変だな…》  と感じました。 (先頭図)

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 yamaMath_374_Ubasicで100の階乗.JPG

 power数学演習.pdf (14 KB)

 今では 100の階乗 は様々なツールで一瞬にして入手できるのですが,かつて100の階乗までの一覧をUbasicのプログラムで求めて「数学演習プリント」の表紙にしたことを思い出して《なんか変だな…》を確認してみることにしました。

 【結論】 14!=8778291200 ⇒ 87178291200
          (77の間に1を挿入)
      15!=130767436800 ⇒ 1307674368000
          (最後に0を追加)

 印刷所の誤記・誤植でしょうか。この機会にと”落丁・乱丁”を調べた時によく分かる画像を見つけました。通信やQRなど「誤り訂正」の考え方には線型代数学など数学の理論が使われているようですがまだまた勉強不足。

 4折が7と8の折丁の間に間違って入ってしまった時の背丁.jpg

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❷ 数学Ⅱに「指数関数・対数関数」がありますが,自分で作った授業プリントを使っていて《なんか変だな…》ということがありました。その時の経緯を以下の号で投稿していました。参照したweb情報が誤っていて指摘したことなどありましたが,鵜呑みにしてプリントに取り込んだ自分の責任でもあります。

  626_「クエタ」と「ロナ」 – yamaMath.pdf
  682_誤りは正さねば – yamaMath.pdf

  yamaMath_626_「クエタ」と「ロナ」.JPG (プリントが誤っています。)

  接頭語再訂.pdf (60 KB) (プリントを訂正しました。)

【数学の話題】