1115_色玉の仕分け_条件付き確率

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『♪つのだせ、やりだせ、めだまだせ~』ではないけれど「図をかけ・絵をかけ・マンガかけ…」というようなことを言うことがあります。

 『数学は国語だ』ということもしばしばですが「問題文を読んでその意味を理解しなきゃ何も始まらない」。図や表などを用いた設定状況の整理や題意の理解の大切さを言っているつもりではありますが…。

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 毎回の授業では,教科書をもとに作成したプリントをpdf化して綴じたものを冊子化して事前に配布したものを使っています。例題には教科書と同じ考え方が説明されていますが,別のやり方がいいのではないかと思う場合もよくあります。

 そんな時は問題部分のみ残して,それ以外を白紙で覆い隠して自分なりの板書を行います。少し時間があるときは思いついた解き方のフレーム部分を準備することも。pdf上で簡単な枠線や図形を描いたり,テキストを追加したり・・・。(先頭図の書き込みは授業後に思い出して記録したものです。)

 荷物や果物などの選別・仕分けに使われるベルトコンベアーをイメージさせながら「雲形コンベアーの上を番号の書かれた青玉・緑玉が流れてくるのを仕分けする」…。

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 次の「a案/b案への賛成/反対」で扱う予定の,表による分類法を見越してのことでした。

 生徒が持っているチャートでは,2個のさいころによる条件付き確率の問題で,図がとても効果的に使われていると感じました。

 「2個のさいころ」を見たら「6×6の正方形」で考えるように対応してきました。

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